大晦日
「新潟の?」という本があります。朝日新聞新潟支局著ですが、出版社は新潟日報事業社となっています。朝日新聞新潟支局には新潟出身の記者が一人もいなかったそうで、県外出身者から見た新潟のことが書かれてあります。そのなかで、当たり前すぎて気付かなかったことが書かれていました。それは、新潟の大晦日に関してのことです。
新潟では大晦日の夕食に「寿司」を食べます。クリスマスケーキを予約するように、大晦日用の寿司を予約して買います。年越しそばも食べますが、夕飯のあと、日付が変わる頃のだいぶ遅い時間帯に食べます。
大晦日に何を食べようが勝手ですが、この時期の新潟県内の「寿司」の売れ行きは、他県に比べてかなり高いようです。このことは、この本を読むまで気付きませんでした。
意外なところに新潟の常識が隠れているものですね。