新潟地震から42年
昭和39年6月16日午後1時すぎに発生した「新潟地震」から、今日で42年になりました。新潟県の粟島南方沖を震源とするM7.5の地震で、当時の震度で最大震度6を観測。石油タンクの炎上、橋桁の落下、液状化で傾いたアパート、裂けた道路、曲がった線路、津波に襲われた街並など、当時の記録写真や8ミリが、その深刻な状況を今でも物語っています。これらの映像や写真は、20世紀の「世紀末」を特集したテレビや雑誌によく使用されていました。阪神大震災が起きる前までは…。
この「新潟地震」による死亡は26人。地震の規模が大きい割には比較的少ない方だと思います。昼食時を過ぎていたため、火を使っている家庭が少なく、火災が少なかったこと、倒壊したアパートも、比較的ゆっくりと倒れていったということなどが考えられます。
この地震から40年と半年が過ぎて、新潟県中越地震が発生しました。現在も復興の途上にあります。