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2006年6月13日 (火曜日)

新潟ファン

J1リーグ戦で、アルビレックス新潟のホームゲームには、およそ4万人ものサポーターが集まります。「サッカー不毛の地」と言われた新潟で、これほど多くの人が集まるとは、誰も予想していなかったと言われています。アルビレックス新潟の躍進や、2002年のW杯で新潟が会場となったことで、新潟のサッカー人口が増えたことは間違いありません。アルビレックスを応援することで、サッカーの試合を見ることが、生活に根付いたことも確かです。
そうは言っても、新潟の人がみんなサッカーのファンになった訳ではありません。新潟の人がアルビレックス新潟を応援するのは、サッカーファンである前に、新潟ファンだからです。新潟の名の下でで頑張る選手達がいるから応援しているのです。そのため、地域密着型のチーム作りというJリーグの思想と合致しているのです。新潟ファンであるので、サッカーのチームだけではなく、バスケットボールのチームの応援もするのです。同じことが、来年開幕する野球の北信越リーグ(仮称)の新潟のチームの応援にも当てはまると思います。
今回のW杯ドイツ大会の日本代表メンバーには、アルビレックス新潟の選手や新潟県出身者は一人もいません。そのため、新潟では、やや冷めて、日本戦をテレビで見ている人もいるかもしれません。アルビレックス新潟の前監督である反町康治氏が解説をしている試合中継の方が、興味があるかもしれません(笑)。

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