日本海夕日コンサート2006
21回目の日本海夕日コンサートが青山海岸で行われました。1988年から昨年まで、服部克久さんのプロデュースでしたが、今年から実行委員会が手がけることになりました。そのためか、手作り感満載のコンサートでした。昨年までは、服部さん率いる音楽畑オーケストラが演奏していましたが、今年はそれがなく、ステージ上はとても寂しい状態のときもありました。毎年歌われてきた「いま地球が美しい」の合唱もなくなりました。もちろん、オープニングの「夕日」もありません。
今年の出演者は、河村隆一さん、ゴンチチ、EPOさん、そして渡辺貞夫グループ。司会は、小川もこさんでした。17時15分ころから始まり、オープニングは新潟大学アコースティック音楽サークルCRESCEND(クレッシェンド)の皆さんの演奏でした。17時半ごろから、新潟市長、実行委員長の挨拶、そして、日本夕日写真大賞の表彰式、夕日俳句大賞の優秀作品の紹介などが行われました。そして18時ころ、まだ空も明るいうちに、河村隆一さんのステージが始まりました。演奏はギターのみ。最近カバーアルバムを出したそうで、オリジナルのほかにカバー曲を歌っていました。最後は美空ひばりさんの「愛燦燦」を歌っていました。ステージとステージの合間は、司会の小川さんが、トークでつなぎます。ホームページに寄せられたメールを紹介するなどしていましたが、なかなかよいアイディアだと思います。そして、佐渡に夕日が沈みきったあと、ゴンチチの2人が登場。日本で一番夕日の似合うアーティストだそうです。パーカッションの演奏者と3人のステージでした。その次はEPOさん。これも演奏はギターのみ。最後の曲だけはカラオケでした。そして、渡辺貞夫さんの登場。ここでバンドの演奏となり、一段と引き締まった感じになりました。夏の海にはとても似合います。途中から、夕日コーラスキッズの小学生、新潟清心女子中学・高等学校の生徒さん総勢90名以上が加わり、渡辺貞夫グループをバックに合唱。その人数は圧巻です。最後は出演者全員ステージに上がって「ハランベー」という曲を歌っていました。市長や実行委員の人もステージに上がっていましたが、河村隆一さんの姿はありませんでした。締めの花火が今年も打ち上がりました。今年の花火は気合が入っていて、かなり豪華な花火がたくさん打ち上がっていました。
コンサートが終了したのは21時半頃でした。交通規制解除の時刻と重なったため、国道402号バイパスは大騒ぎでした。ちょっと、時間を押しすぎだったと思います。
それから、CDを販売しているところがありましたが、コンサートのあと、EPOさん本人が売っていました。
例年、新潟テレビ21で放送されますが、今年はないのでしょうか。パンフレットには書いてありませんでした。
来年はどんなコンサートになるのでしょうか。