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2007年4月 7日 (土曜日)

J1第5節 FC東京×アルビレックス新潟

J1第5節、アルビレックス新潟はアウエーでFC東京と対戦しました。今日は地上波の放送はなく、BS-iなどで中継がありました。オシム日本代表監督が視察に来ていたようです。
試合は、新潟ペースで進みました。新潟はパスが面白いようにつながりましたが、最後のひとりに送るときにカットされて得点にはつながりません。それでも、そうした場面が何度も続いたので、これを繰り返していけば、やがて得点につながると思いました。守備でも危なげなかったので、安心してみていました。前半21分、DF坂本が、相手のミスをついてボールを奪い、次々にディフェンス陣を突破しシュート。これが見事に決まって、新潟が先制ゴール。坂本は新潟に移籍して初ゴールでした。その後も新潟ペースで試合は進み、東京の選手はイライラしていることがテレビを通じて分かりました。前半はそのまま0対1で終了。
後半7分、坂本が相手ゴール前で転倒。東京のDF伊野波が2枚目のイエローカードで退場。これで新潟にPKが与えられました。MFマルシオ リシャルデスがきっちりと決め、新潟追加点。マルシオ、リーグ戦では初ゴールでした。後半10分、FW矢野貴章がドリブル突破。ゴールラインぎりぎりまで粘って、ゴール前にパス。FWエジミウソンが蹴りこんだが、ボールは横へ流れた。そのボールをすかさず、マルシオがシュート。ボールはクロスバーに当たり跳ね返ったが、そのボールをエジミウソンがシュート。これが決まって、新潟3点目。こういう展開では最後に決められないのがこれまでの新潟の姿であったが、選手の連携がうまくいっている。とてもよかった。しかし、後半16分、FC東京に1点を返されてしまいます。東京の選手が蹴ったボールがMFシルビーニョの足に当たって味方ゴールに入ってしまい、オウンゴールでした。後半29分、こんどはMF本間がドリブル突破。マルシオ、エジミウソンと巧妙にパスを渡す。エジミウソンのシュートはGKにはばまれ、ゴールには至らず。後半32分にも矢野が決めたが、オフサイドでノーゴールでした。後半44分、東京のFWルーカスの華麗なシュート。確実にゴールを奪えるボールを、GK北野がスーパーセーブ。新潟、ピンチをしのぎました。ロスタイム3分を経過し、1対3のまま試合終了。新潟、連勝です。
新潟は2点差で勝利したものの、試合後に坂本がインタビューで発言していた通り、数的有利でも失点したこと、もっと得点できるシーンが多かったのにとれなかったことなど課題はある。どうも新潟は、大量リードしたときの試合の進め方が分かっていないようだ。相手にリードされ、追いつき、逆転勝利というパターンが新潟にはあっていますが。
勝ち点を8にのばし、新潟は暫定8位となりました。次節は4月14日(土)、ホームでガンバ大阪と対戦します。

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