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岡たかおの「岡目八目」

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2007年9月の31件の記事

2007年9月10日 (月曜日)

「連座制」の適用はなし

参議選の選挙違反事件で、木村一男元県議が略式起訴されました。禁固刑ではなく罰金刑となったことから、塚田一郎参院議員の「連座制」の適用はなくなりました。事件は残念なことでしたが、塚田議員にはこれから6年間しっかり働いてほしいと思います。

2007年9月 9日 (日曜日)

なぜ「信濃川」が「日本一長い川」なのか

日本で一番長い川は「信濃川」です。長さは367kmあります。二番目は「利根川」で322km、三番目は「石狩川」で268kmです。ところが、これに異を唱える人も結構いると思います。
本来、河川というものは常に同じところを流れているわけではなく、大雨などで川が氾濫するたびに流路が変わったりしていました。また、人々は洪水をくいとめるため、治水事業を長年にわたり行ってきました。新たに水路を作ったりしながら、河川を治めてきました。その結果として、現時点での河川の長さに順位をつけているにすぎません。石狩川は、曲がりくねった川をまっすぐにしたため、現在は100kmほど長さが短くなったといいます。もともとは日本で一番長かったかもしれないほど長かったものが、現時点では三番目ということになっています。
信濃川は、大河津分水(大正11年通水)ができて、現在の信濃川下流は「旧信濃川」と呼ばれるようになり、信濃川の本流は大河津分水の河口までとなりました。つまり、この時点では信濃川の長さはいまより50km程短く、利根川が日本で一番長い川でした。昭和45年に河川名が改称され、旧信濃川の河口が信濃川の河口という現在のかたちになっています。ここで、信濃川は日本で一番長い川となりました。
「信濃川」は新潟県での呼び方で、上流の長野県では「千曲川」と呼びます。明治29年からそうなっています。千曲川と呼ばれる部分は214km、信濃川と呼ばれる部分は153km。千曲川と呼ばれる部分の方が長いのです。しかし、河川の名称は河口部の名称を使うので、日本で一番長い川は「千曲川」ではなく「信濃川」となっています。また、河口から源流までを河川の長さとするので、千曲川と信濃川をあわせた長さが信濃川の長さとなります。このことに納得しない人が一番多いと思います。
信濃川は新潟県を代表する河川のひとつです。「越後川」や「新潟川」と言ってもおかしくない河川ですが、上流にちなんだ「信濃川」という名前になっています。流れる地域をさして「信越川」という名前が一番適当かもしれませんが、そういう名前にはなっていません。なぜ「信濃川」という名前になったのか、単に信濃の国から流れてきているからという理由だとは思いますが、なぜ越後や新潟の名前をつけなかったのかは分かりません。
こうして、「信濃川」という名前の河川が、日本で一番長い川ということになっています。以上のことから、そこには明治期以降のいくつかの政治的な作為も感じられなくはありません。

2007年9月 8日 (土曜日)

「新潟樽きぬた 明和義人口伝」

最近、新潟市では「明和義人」がちょっとしたブームとなっています。江戸時代の明和5年(1768年)、当時の新潟町で起きた一揆で、わずか2箇月間ではありますが、当時新潟を支配していた長岡藩ではなく、町民による自治を確立しました。そのときの中心人物が、涌井藤四郎で、藩の命により処刑されたあと、義人としてまつられるようになりました。これが「明和義人」のお話ですが、これをミュージカルにしたものが、先日、新潟市のりゅーとぴあで行われました。「新潟樽きぬた 明和義人口伝」(小学館)は、そのミュージカルの原作として書き下ろされたもので、作者は新潟市出身の火坂雅志さん。再来年のNHK大河ドラマ「天地人」の原作者でもあります。
この作品は読まなければと思い、買って読みました。

2007年9月 7日 (金曜日)

台風9号の影響

各地に大きな被害をもたらした台風9号。ところが、新潟市では、そんなに強い風が吹いたわけでもなく、たくさん雨が降ったわけでもありませんでした。交通機関に乱れはあったものの、真冬の暴風雪と比べたら…。

2007年9月 6日 (木曜日)

台風9号接近

台風9号が接近中です。きょうの新潟県内は、台風9号の接近によるフェーン現象で、各地で気温が上昇しました。三条と中条では最高気温が35.5度まで上がり、「猛暑日」となりました。気温が高い状態は夜も続き、今夜も新潟市は「熱帯夜」になりそうです。窓を開けると風が入って涼しいかもしれませんが、そういうわけにもいかないので台風の接近は困ります。
洪水や土砂災害、農作物への影響も心配です…。

2007年9月 5日 (水曜日)

家電量販店出店ラッシュ

再来年、新潟市にビックカメラが日本海側初出店します。既存の家電量販店も、新しい店舗を新潟市にオープンさせます。新潟市の政令市移行の効果もあると思いますが、家電量販店の、ちょっとした出店ラッシュとなっています。中央区女池のランドクラブ跡にケーズデンキ・女池インター本店、江南区亀田早通のイオン新潟南にノジマ・イオン新潟南ショッピングセンター店、東区錦町にヤマダ電機テックランド新潟錦店が開店する予定です。
新聞などでは、「供給過多」になる恐れもあるとしています。ここ数年、新潟市内の電気屋さんは結構閉店してきました。そのかわり、大型店への転換が進んでいます。

2007年9月 4日 (火曜日)

新潟市窓口取扱時間延長

新潟市の本庁・区役所・出張所の窓口業務の取扱時間が、9月から延長されました。これまで午後5時15分までだったのが、15分間延長され、5時30分までとなりました。これは、職員の休憩時間が15分間増えたことによる変更です。
新潟市役所では、昨年度まで昼休みが1時間ありましたが、今年度から45分になりました。昼休みが短くなったことで、職員が食事のため外出しなくなり、特に本庁舎付近の飲食店の客が突然減ってしまいました。これは死活問題として、飲食店などから市に対して、昼休みを1時間に戻すように要望が出されていました。市は、職員の意見などもきいて、わずか5箇月で、もとの1時間に戻すことになりました。この対応は早い方だと思います。あまり時間があきすぎると、客が戻ってこなくなる可能性もあります。

2007年9月 3日 (月曜日)

ビックカメラ新潟進出

かねてから新潟への出店を待ち望んでいたビックカメラ。ついに、新潟市に出店することが決まりました。場所は、新潟駅南口の駐車場の跡地に建設する新潟駅南口ビル(仮称)。東側連絡通路の駅舎とプラーカの間となります。このビルは、1階から3階が店舗で、4階から8階と屋上が駐車場になります。このうちビックカメラは、1階から3階の店舗部分の大半を占めます。駅の東側にビックカメラが出店しますが、西側にはヨドバシカメラがあります。屋外に出ることなく、両方の店舗を行き来することができるようになります。これは店舗同士の競争が激化し、相乗効果で買い物客はワクワクするような展開になるのではと期待できます。ビックカメラの開店は、2009年2月の予定です。

2007年9月 2日 (日曜日)

「新大」

新潟市にある国立大学法人「新潟大学」。総合大学として、新潟県内ではあまりにも有名な大学です。この新潟大学のことを、普通は「新大」(しんだい)と呼びます。新潟大学五十嵐キャンパスの最寄駅は、JR越後線の新潟大学前駅ですが、これも大抵は「新大前駅」と呼ぶことが多いです。
「しんだい」というと、長野県では信州大学、兵庫県では神戸大学のことになりますが、新潟県では新潟大学のことを表わします。では、新潟県内で信州大学や神戸大学をなんていうかというと、普通に「信州大」とか「神戸大」と言います。他県で「新潟大」というのと同じです。

2007年9月 1日 (土曜日)

J1第24節 アルビレックス新潟×ジェフユナイテッド千葉

J1第24節、アルビレックス新潟は、ホームでジェフユナイテッド千葉と対戦しました。BSNラジオの実況を聴いていました。
きょうは、坂本選手の出場200試合目というメモリアルゲーム。対戦相手は古巣の千葉ということで、特に気合の入った試合だったと思います。入場者は40,488人と、大勢のサポーターの前で行われた試合でした。前半は両チーム無得点でした。後半28分、千葉に先制点を許します。その後は新潟は積極的に攻めますが、千葉の固い守りに阻まれ、ゴールには至りませんでした。結局、0対1で新潟が敗れてしまいました。ホーム戦連敗です。
次節は再びホームで、9月16日(日)に柏と対戦します。