与板歴史民族資料館
2009年のNHK大河ドラマが「天地人」に決まったことで、直江兼続にゆかりのある長岡市の旧与板町では、PRが盛んに行われています。直江家兼続が与板城主であったこともあり、与板歴史民族資料館では、3月から「直江兼続コーナー」がオープンし、30点の関連展示が行われています。なかでも、「愛」という文字の入った甲冑のレプリカは目を引きます。
実はこの甲冑のレプリカは、大河ドラマに「天地人」が決定してから、急遽、作り直したものです。もともと与板にあったレプリカが、米沢市の上杉神社が所蔵するものと「愛」の字の形が全く違うことが分かったためです。本物は「愛」という字を少しくずしたような形ですが、与板にあったものは、本当に活字の「愛」という字とほとんど同じ書体の形でした。新しい甲冑は、オリジナルとほぼ同じということです。
与板歴史民族資料館は、今月末までは、入館料無料ということです。