7号機発電開始
試験起動中の柏崎刈羽原子力発電所7号機。きょう午後7時ころ、1年10か月ぶりに発電が開始されました。まだ試験中なので本格的な営業運転ではありませんが、久しぶりに首都圏に向けて送電されたことになります。
東北電力の営業エリアにあたる新潟県内にエリア外の東京電力の発電所があるため、原発内で消費する電力は、自家発電装置を使用するか、首都圏から送電線経由で供給するしかありませんでした。首都圏に向けて送電するための送電線が、発電所を維持するための電力を供給するために使用されるということもあったわけですが、7号機の発電再開により解消されます。