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2009年5月 7日 (木曜日)

7号機運転再開同意

中越沖地震で被災し、運転が停止していた柏崎刈羽原子力発電所。いちはやく復旧した7号機を運転再開するにあたり、柏崎市長と刈羽村長は容認していましたが、泉田知事は態度を保留としていました。連休明けのきょう、県議会全員協議会で泉田知事は、条件付きで運転再開に同意すると表明しました。条件といっても、安全を確認しながら営業運転に移行するという当たり前のことですので、東京電力は地元の了承が得られたとして、7号機の運転再開に向けて準備が進められます。
泉田知事は、以前、原発について「廃炉」も辞さないような発言をしていましたが、例え廃炉となっても核の棺は残るわけで、棺守となるのか原発を活用してエネルギーと雇用を守るのかと問われれば、後者を選ぶしかないと思います。きょうの泉田知事の発言のとおり、絶対安全なものはないので、安全性を確保するために最大限の努力を続けていかなければなりません。
東京電力も、運転再開が認められたからといって手を抜くような油断や隙を生じさせないようにしてほしいです。信用はまだ100パーセント回復していません。これでまた信用を失墜するようなことがあれば、他の電力会社に原発を譲渡するよう求められることになると思います。
7号機の試験運転は、まもなく行われ、中越沖地震以降1年10か月ぶりに運転が再開されることになります。

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