道路公団民営化
10月1日に、道路公団が民営化されます。日本道路公団は、東日本・中日本・西日本の3つの会社に分かれることになります。新潟県内は、東日本高速道路株式会社のエリアとなります。
新潟県内の高速道路は、道路公団では北陸支社の管轄でした。北陸支社の管轄は新潟県を含む北陸四県でした。現在は民営化に向けた組織変更で、新潟県は関東第一支社、北陸三県は中部支社の管轄となっています。関東第一支社は東日本会社へ、中部支社は中日本会社へ移行することになります。
かつて国鉄が民営化されJRグループが発足したとき、新潟県内の旅客鉄道は東日本と西日本の2つの会社に分かれました。ほとんどはJR東日本のエリアですが、上越地方の一部のエリアはJR西日本となっています。こんどの道路公団の場合は、新潟県内でエリアの境界は発生せず、全域が東日本会社となります。利用者にとってはどこが境界だろうと関係ないかもしれませんが、民営化後の会社が出す広告には関係するでしょう。新聞広告やテレビCMなどが話題になる日も近いでしょう。