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2005年10月 2日 (日曜日)

J1第26節 川崎フロンターレ×アルビレックス新潟

10月1日。アルビレックス新潟は、アウェーで川崎フロンターレと対戦しました。前節まで3連敗のアルビに対して、川崎は3連勝と絶好調。まさに対照的でした。

試合は、両チームとも決定的なチャンスを活かせず、無得点のまま進行。特に前半12分のエジミウソンのループシュートはとても惜しかったです。GKを振り切ったところのシュートがポストに当たり、結局決まりませんでした。

前半28分、FW寺川がハンドをした際に川崎の選手ともつれてイエローカード。川崎MF谷口が倒れこんでいました。ここで、いやなムードが漂いだしました。ゲームが再開した直後(前半32分)、その谷口にゴールを奪われました。

1点を先制されたものの、新潟の選手は落ち着いていたようで、ゴールはなりませんでしたが、川崎に点を許さず前半を終了しました。

後半20分、新潟にCKのチャンス。ところが、このチャンスがピンチに変わりました。CKをクリアされ、川崎FWジュニーニョが一気に攻め込み、GK野澤と1対1。新潟DF陣も必死に追いつこうとしましたが、結局追加点を許してしまいました。

後半40分、川崎のカウンター攻撃にGK野澤がペナルティエリアを越えてクリア。ところが、審判が野澤にハンドの判定。レッドカードを提示。既に3人の交代枠を使い切っていたため、MF菊地が木寺のユニフォームを借りてGKをつとめることになりました。

一人少ない新潟。自然とディフェンスに集中するのも無理はありません。後半44分、一昨年まで新潟に在籍していた川崎MFマルクスがシュート。ゴールを守る菊地がしのぎましたが、クロスバーに当たったボールを川崎FW我那覇がゴール。川崎がダメ押しの1点を追加し、結局3対0で完敗しました。これで、川崎はJ1初の4連勝、新潟はJ1初の4連敗。

これまでの3連敗は、負けても1点差でしたが、今回は3点差とひらきました。最後の1点は仕方がないとしても、ちょっとしたミスが失点につながっています。また、攻撃もあと一歩のところでゴールが決まりません。ほんの少しの修正で勝てそうなところですが、苦しい試合が続いています。最近は累積警告で出場できない選手が多く、ベストメンバーがそろわないということも原因のひとつでしょうか。次節は、寺川と野澤が出場停止です。野澤のハンドについては、チームが正式に抗議しているそうです。

今日、日曜日の試合結果とあわせて、新潟は13位に後退。入れ替え戦の対象となる16位のチームとの勝ち点差はわずか2。得失点差では-13とワースト3。油断できないというより、危ないところまできてしまっています。連敗脱出して、勝ち点を積み上げるしかないです。

来週はオールスター戦のためリーグ戦はお休み。次節は10月15日(土)に東京ヴェルディ1969と対戦です。

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