「新潟は杉の木と男の子は育たない」
「新潟は杉の木と男の子は育たない」という言葉があります。ここでいう新潟とは、江戸時代の新潟町(現新潟市)のことだと思います。新潟市のような雪国の海岸平野部では、杉の木が育ちにくい環境なのだそうです。この言葉は、新潟で杉の木が育たないように、男の子も育たないという意味です。では、なぜ新潟で男の子が育たないかというと、諸説はありますが、女性が強いので男性が目立たないということらしいです。
その昔、女性は良く働いていました。物売りや農作業や漁の重労働など、新潟に訪れた旅人が驚くほど、働く女性が目立っていたそうです。その傾向は、たぶん現代にも当てはまることだと思います。
男性がだらしないから、とは思いたくありません。でも、そんな要素があるのは否定しません。このことについては、別の機会に述べたいと思います。