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2006年2月22日 (水曜日)

新潟県分割

道州制の議論が各地で盛んになってきています。国の権限を地方に移管するための制度ですが、道州のブロック割りの方が熱く議論される傾向にあります。

新潟県は、どのブロックに属するのか不確定な県のひとつです。新潟県が望むブロック割りは、次の3つのうちのどれかだと思います。

  • 東京と同一ブロック
  • 新潟県単独
  • 新潟市が州都となるブロック割り

東京都を含む関東甲信越というブロック割りは、人口規模が大きすぎるとして、総務省の審議会案には含まれていません。そのため、新潟県が東京都と同じブロックになる案は、今のところありません。また、ひとつの県が単独でブロックを形成するのは、東京都・北海道・沖縄県以外は認められなさそうです。

新潟市を州都とするには、新潟県を中心とした隣接県で構成されるブロックが想定されます。しかし、これでは何州と言えばよいのかわかりません。いくら隣の県と言っても、その県全体といっしょになりたいわけではありません。長野県なら北信地域、福島県なら会津地域、山形県なら庄内地域なのです。

現在の都道府県の領域を分断することはないとしています。都道府県を「郡」のようなものとして枠組を残すという意見もあります。しかし、分断することを取り入れることにより、キレイなブロック割りができるかもしれません。例えば、河川の流域で分けてはどうでしょうか。新潟県には信濃川・阿賀野川・荒川・関川・姫川などがありますが、これらの河川の流域を同一ブロックにするということです。そうすると、福島県や長野県の一部が同じブロックとなります。

都道府県の分断を考慮するということは、新潟県が分断されるという可能性もでてきます。下越地方が東北ブロック、中越地方が(北)関東ブロック、上越地方が北陸ブロックなどということも考えられます。もしそういうことがあるならば、新潟市は東京ブロックの飛び地ということにしてもらいたいです(笑)。

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