新潟市道路元標
新潟市の本町交差点に、「新潟市道路元標」という石柱 があります。これは、大正時代に当時の道路法や内務省令により建てられたものとされています。現在でも、国道の起点および終点とされています。
この交差点から新潟駅方向は国道7号線、その反対方向は国道116号線です。実際に道路標識もそうなっています。しかし、ここは7号と116号の基点だけではありません。起点として7号・8号・113号・289号・350号、終点として17号・116号・402号となっています。一本の道路で何本かの国道が重複しているわけで、道路標識にはその中で番号が一番若いものが使われているのです。道路標識が7号となっていても、そこは8号・17号・113号・350号でもあります。同じように116号となっていても、そこは289号・402号でもあるわけです。
それでは、国道49号線はどうなのでしょう。49号はここが起点でも終点でもありません。実は、栗ノ木橋交差点が起点となっています。この地点は、403号の起点でもあり、459号の終点にもなっています。また、国道345号線の起点は、万代の東港線十字路となっています。