終業式
今日は、新潟県内の多くの小中学校の1学期の終業式でした。明日から夏休みとなります。近年、土曜日が休みになったり、海の日が制定されたりして、終業式の日はまちまちですが、新潟の1学期の終業式といえば、だいたい7月24日でした。
終業式にもらうものといえば、通知表に夏休みの宿題。そして、教育テレビの番組表です。夏休みの期間中、教育番組の再放送を集中して放送するので、その番組表のプリントを手渡されたものです。しかし、その番組表は7月21日から始まっているので、7月24日にもらっても既に放送済みのものがあります。これをみたとき、新潟の夏休みは始まるのが遅いと察するのでした。
たぶん東京などは7月21日から8月31日までが夏休みの期間だと思います。それに対して新潟は7月25日から8月31日までが一般的です。雪の多い地方は冬休みが長いので夏休みは短いということがありますが、新潟の学校の冬休みはそう長くはありません。それでは、なぜ夏休みが短いのでしょうか。おそらく、お米の国がその理由なのかもしれません。
昔、田植えや稲刈りの時期は、学校を休みにしていたといいます。この時期は、猫の手も借りたいほどの忙しさなので、児童も手伝わされ、授業どころではなかったのでしょうか。この数日の休みを補うため、夏休みを削ったということなのではないでしょうか。しかし、現在は田植え休みも稲刈り休み(秋休み)はありません。夏休みの期間は削られたままです。