ケーブルネット新潟がメディアッティ傘下に
新潟市に本社をおくCATV会社のケーブルネット新潟の経営権が、大手CATV統括運営会社のメディアッティ・コミュニケーションズに移ることが発表されました。ケーブルネット新潟は、セコム上信越など多くの地元企業が資本参加していて、旧新潟市地域をサービスエリアとした「チューリップNET」を展開しています。筆頭株主はセコムですが、セコム上信越の持ち株分をあわせてメディアッティに譲渡されることになりました。メディアッティは、首都圏と沖縄のCATV会社を統括していて、ケーブルネット新潟のほかにも、宮城ネットワークの経営権も取得し、全国にCATV7局を持つ会社となります。全国的にCATV会社の統合が進んでいますが、新潟もその波に乗ったことになります。セコム上信越の子会社の駅南駐車場料金不正流用事件の影響もあったのかもしれません。
現在のチューリップNETのサービスは何ら変わることはないということです。とはいうものの、いずれは変わるでしょう。まず、「メディアッティ」の名称が入り、サービスや料金体系も変わることでしょう。ただし、サービスや料金体系は、完全デジタル化やサービスの品質維持のために、今回のことがなくても変わることでしょう。むしろ、サービス内容が充実したり、料金が割安になることを期待したいと思います。