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2007年5月25日 (金曜日)

北陸新幹線並行在来線問題で提言

北陸新幹線の延伸開業に伴う並行在来線問題で、上越市議会の最大会派が、「廃止」を含めた提言を行いました。並行在来線は、JRから経営が分離され、自治体などが出資する第三セクターに移行することを前提として協議が進められています。しかし、運賃を値上げして経営の合理化を進めても、将来にわたる自治体の負担額は大きすぎるということで、鉄道を廃止して路線バスへ転換するというものです。また、私鉄のほくほく線を新幹線新駅まで延伸することもあわせて提言しています。北陸新幹線の延伸開業では、並行在来線とほくほく線の乗客の大幅な減少が予想されています。新しい鉄道会社が生まれても、やがて経営が行き詰まるのであれば、初めから廃止してしまうという意見は、議論の対象に値すると思います。存続前提だけというのも問題です。もちろん、鉄道の廃止によって、生活が不便になることも予想されることなので、どう対応するのかは、知恵と工夫が必要になります。
新幹線の開業で廃止された例は、信越本線の横川・軽井沢間があります。

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