震度7
7月に起きた中越沖地震で、柏崎刈羽原子力発電所の敷地内で、「震度7相当」の揺れが観測されていたことが明らかになりました。気象庁の観測によると、柏崎市や刈羽村で「震度6強」でした。震源地に近い位置に立地していた原発も、これまで「震度6強程度」と思われてきたわけですが、1号機の地震観測記録によると「震度7相当」だったということです。東京電力は地震のデータを公開していたわけですが、これまでに「震度7相当」という一般に分かりやすい表現で、国・県・地元などに報告や説明をしていなかったことも事実です。
震度の公表の有無で原発の被災状況が変わるわけではありませんが、いかに大きな揺れの地震だったか、あらためて思い知らされました。