第14節 アルビレックス新潟×川崎フロンターレ
Jリーグが再開しました。J1第14節、アルビレックス新潟は、ホームで川崎フロンターレと対戦しました。きょうも、ビッグスワンに行ってきました。
三宝グループサンクスデーで、入口でオレンジ色のシートをもらいました。選手入場時にスタンドをオレンジ一色にしました。Nスタンド1層目は、「FOREVER ALBI」と文字を作っていました。川崎とは、J2時代の2001年からホーム戦負けも引き分けもなし。これまで9試合連続で勝点3を得ています。オレンジシートには、その9試合の対戦結果も載っていました。
中断明けの選手たちの動きはよく、技もさえていました。うまい。開幕当初とはまったく別のチームのようでした。前半26分、新潟のFKから、相手GKがはじいたボールを、DF永田が頭で押し込みゴール。新潟が「不敗神話:に向けて先制。前半はこのまま終了。後半5分、川崎のペナルティエリアの手前で、FWアレッサンドロが相手選手と交錯して転倒。新潟にFKのチャンスかと思ったが、新潟の選手がPKではないかと主審に抗議。副審はペナルティエリアの内側と判定していたため、PKに判定を変えた。これには川崎の選手が抗議したが、結局PKとなった。後半7分、アレッサンドロがこのPKをしっかり決めて、新潟が追加点。ペナルティエリアの外側だったように見えましたが、1点、得をしたように思えました。しかし、後半12分、DF中野が川崎の我那覇選手と交錯し、このプレイで中野はレッドカードで一発退場。今度は川崎にPKのチャンスを与えてしまいました。キッカーは我那覇選手。これをGK北野がスーパーセーブ。新潟は最大のピンチを切り抜けました。それでも、1人少ない新潟は不利な状況で、後半18分、我那覇選手にゴールを決められてしまいました。新潟のやらなければならないことは、あと1点を守り切ること。監督の采配も重要になってきます。川崎が攻勢を強める中、後半22分、アレッサンドロに替えてMF寺川。このあと寺川は、川崎の守備陣を振り切り、シュート直前まで行きましたが、バランスを崩して成せませんでした。守備にも攻撃にも走り回るFW矢野は、何回も倒されましたが、それでも走り続けました。本当に体は大丈夫かと思わせるほどでした。矢野が担架で運び出された後半44分、FW田中亜土夢と交代しました。最後まで川崎の攻撃は止まりませんでしたが、アルビサポーターの応援も止むことはありませんでした。新潟が守り切り、2対1で勝利しました。
きょうの試合は、とても泥臭いゲームでした。この試合を勝ててよかったと思います。新潟の不敗神話は10に伸びました。順位も14位から暫定9位に上がりました。そして、きょうの入場者数は、40,029人と、4万人を超えました。次節は7月5日(土)に、ホームで名古屋グランパスと対戦します。