事故米不正転用
三笠フーズが「事故米」を不正に食用に転用した問題は、食の安全に関して様々な影響を与えています。三笠フーズが転用した事故米は、新潟県内には流通していなかったようですが、それとは別に、長岡市の島田化学工業が、事故米を加工・販売していたことが明らかになり、波紋を広げています。
さらに、島田化学工業が、県の農薬試験に用いられた米を購入していて、これらの米の行方について県が調査をしていました。農薬試験に使われた米は、すべて工業用として加工・販売されていたことが確認されました。
農薬試験の米の流通については問題ないことが分かりましたが、事故米の販売先や回収状況は、まだ明らかになっていません。