大清水トンネル
上越新幹線の上毛高原と越後湯沢駅の間にある大清水トンネル。全長22,221mあります。1982年の上越新幹線開業時からしばらくは、日本で一番長い鉄道トンネルでした。しかし、1988年、本州と北海道を結ぶ津軽海峡線の青函トンネル(53,850m)が開業すると、二番目になってしまいました。それでも、青函トンネルは海底トンネルなので、大清水トンネルは山岳トンネルでは一番ということでした。そして、2002年、東北新幹線の延伸で、岩手一戸トンネル(25,808m)が開業して、さらに順位を抜かれました。
大清水トンネルは、2008年現在、開業している鉄道トンネルの中では、日本で三番目に長いトンネルとなっています。未開業の区間のトンネルを含めると、東北新幹線の八甲田トンネル(26,455m)、北陸新幹線の飯山トンネル(22,225m)に抜かれ、五番目ということになります。