開幕戦初勝利
Jリーグが開幕しました。アルビレックス新潟は、アウェーでFC東京と対戦しました。J1に昇格して今季で6季目。まだ一度も開幕戦を勝利に飾ったことがない新潟。ことしは、やりました。
スカパー!のテレビ中継を観ていましたが、アルビサポーターの多いこと。解説によると、バス40台だったそうです。スタメンには、新加入の3選手を含め、4-3-3の新しいパターンでした。3トップと、攻撃的な布陣ですが、その分、相手の攻撃を許すと、すぐに最終ラインまで攻め込まれるような印象を受けました。それでも、FC東京が決定力を欠いていたため、ゴールを奪われずに済みました。しかし、新潟も攻撃が思うようにいかず、両者無得点のまま試合は進みました。そして、スコアレスドローで折り返すものと思っていた矢先の前半ロスタイム。新潟にコーナーキックのチャンスが訪れました。残り時間わずかなワンチャンスでしたが、新潟がきっちりゴールを決めました。新潟今季初ゴールは、新加入のDFジウトンでした。ジウトンは攻守にわたり、いい仕事をしてくれるので、今後の活躍にも期待します。こういう選手が新潟には必要だと思います。前半は1点リードした新潟ですが、後半6分、FC東京のFW近藤選手の速攻でゴールを許してしまい、同点に追いつかれました。それでも、ことしのアルビは一味違いました。その2分後の後半8分、FWペドロ ジュニオールのゴールで再びリードします。さらに、後半23分にはFW大島もゴール。きょう誕生日の大島がバースデーゴールを決めました。これで、スタメンで出場した新加入3選手全員がゴールを決めました。そして、後半27分に、ペドロ ジュニオールが2本目のゴールを決め、3点差とリードを広げました。FC東京も果敢に攻めてきましたが、ゴールには結び付きませんでした。ディフェンスもうまく機能していました。後半のロスタイムは5分と長めでしたが、追加点を許さず、アウェーで1対4と圧勝です。J1昇格後の開幕戦初勝利です。
山形が磐田に4点差で勝ったため、新潟の首位はなくなりましたが、それでもきょう時点で2位と、幸先の良い開幕となりました。次節は、3月15日(日)。期待の集まるホーム開幕戦。対戦相手は、鹿島アントラーズです。