脇野田駅移設問題
2014年度に予定されている北陸新幹線開業にあわせて、現在の信越本線の脇野田駅を西に120m移動したところの上越駅(仮称)に乗り入れるようにする計画があります。上越市が路線の移設工事を発注するつもりでしたが、現時点では鉄道事業者でないことから受注できないということが分かり、工事が遅れ、開業に間に合わない可能性が出てきました。北陸新幹線の工事をしている鉄道・運輸機構は、鉄道事業者からの委託でないと受託できないとし、信越本線を管轄するJR東日本は、新幹線開業とともにJRの経営から分離される路線の工事はできないとしています。このままでは、並行在来線を運営する第三セクターが設立されてから工事を始めることになり、それでは開業に間に合わないかもしれないということです。今後は、関係機関と協議を重ね、打開策を探ることになると思います。
鉄道・運輸機構に対しては、新潟県は北陸新幹線工事の追加負担金について説明を求めたことがありました。そのことも、どこかで関連しているのでしょうか。