J1第19節 アルビレックス新潟×モンテディオ山形
J1第19節、アルビレックス新潟は、きょう、ホームでモンテディオ山形と対戦しました。「天地人ダービー」の二戦目です。きょうは、久しぶりにビッグスワンへ行ってきました。まず、山形のサポーターが多いことに驚きました。隣県同士のチームなので、サポーターも移動しやすいのでしょう。それに、J2時代からの好敵手でもあるので、お互いに良い試合になりそうです。入場者数は37,447 人でした。
試合が始まったころは雨が降っていました。ピッチはすべりやすい状態だったようです。序盤は新潟のペースで、何度かゴールチャンスがありましたが、最後のパスを合わせられず、点を取ることはできませんでした。そんななか、DF酒井高徳の積極的なプレーが目立ちました。若い選手らしく素早い動きで、DFでありながら攻撃的なプレーヤーでもあります。ただ、シュートへの運び方は、若い選手なりの課題もあるかなと思いました。前半は、山形があまり仕掛けてこなかったためか、新潟の選手の動きも止まり、パスだけでボールをつなぐだけになり、両チームとも得点はありませんでした。後半2分に、新潟が相手のゴール正面でFKのチャンスを迎えました。これをMFマルシオ リシャルデスが直接決めて、新潟が先制しました。山形は1点ビハインドの状況ながら、なおも積極的な攻撃を仕掛けてきませんでした。そんな山形のペースにのまれたのか、明らかに新潟の方が技量は上なのですが、新潟も追加点をあげることができません。少ないチャンスを生かす。そんな山形の戦略があったのかどうかは分かりませんが、結果的にそうなってしまいました。後半43分、一瞬の隙をつかれ、山形に同点ゴールを決められてしまいました。このゴールに至るまで、新潟に悪いムードが漂っていました。後半のロスタイムは4分あり、新潟も追加点を取るべく積極的に攻めましたが、おしくも1対1のドローで終わってしまいました。振り返れば、厳しい試合でした。
山形との天地人ダービーの結果は、1勝1分でした。絶対勝つ試合が引き分けに終わってしまい、とても悔しい結果となってしまいました。ところが、勝点1を積み上げた結果、リーグ順位は2位に上がりました。選手入場時、バックスタンドには人文字で「GO!ACL」と現れました。現在、ACL出場圏内ですが、実現できるように頑張ってほしいものです。
次節は、8月1日(土)。ホームで大宮アルディージャと対戦します。