震災廃棄物受け入れ
先日、新潟市、長岡市、三条市、柏崎市、新発田市の市長が共同会見をし、東日本大震災の被災地のがれき等の廃棄物を受け入れることを表明しました。放射性セシウム濃度が1kg当たり100ベクレル以下という基準を設定しています。これに対して泉田知事は、受け入れに対して慎重な姿勢を示しています。
新潟県内では、過去に地震や水害の被害で大量のがれきが発生したこともあり、協力には前向きである一方、柏崎刈羽原発の情報隠しや安全性に対する問題も抱えていて、原発事故の原因追究が先だという声もあります。
がれき処理を受け入れる前に、現時点での放射線量を測定し、数値を明らかにしてから試験焼却をしてほしいと思います。そうでないと、試験焼却で数値が観測された場合、その値が意味するものが分からないまま判断しなければなりません。