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岡たかおの「岡目八目」

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2006年1月の31件の記事

2006年1月11日 (水曜日)

新潟市火災件数

新潟市で平成17年に発生した火災は、159件だったそうです。人口10万人あたりの出火率は「2.0」で、全国の政令市・中核市の中では、京都市の「1.9」に次いで2番目に火災の少ない都市といえます。

以前から新潟市は火災の少ない都市と言われていました。平成16年の発生件数は97件。出火率は「1.9」でした。このときは全国の主要都市の中では1番だと思いました。京都市に抜かれたのは、昨年の新潟市の大合併によるものです。それでも、旧市町村を含めた件数は、昨年よりも減っています。

詳細は新潟市消防局のホームページに掲載されています。なお、現在、政令市は14、中核市は37のあわせて51都市あります。

2006年1月10日 (火曜日)

国道405号線通行止め

大雪のため国道405号線が通行止めになり、新潟県津南町と長野県栄村の「秋山郷」の住民およそ500人が孤立しています。陸上自衛隊が除雪作業を始めたほか、医療チームをヘリコプターで派遣するなどの対策が進められています。

国道405号線は群馬県六合村と新潟県上越市を結ぶ道路ですが、実際は六合村野反湖と栄村切明は未開通です。そのため、終点の上越市から見ると、栄村の切明地区で行き止まりとなります。今回の通行止めは、行き止まりとなる道の途中で発生したため、孤立した地区が出てしまいました。通行止め区間は新潟県内ですが、隣接する長野県栄村の一部まで孤立してしまいました。この栄村の「秋山郷」地区の人達は、村役場に行くのに一度新潟県に出なければなりません。他に迂回路がないのに、どうしてそこが長野県なのか不思議に思いました。調べてみると、県道や村道はあるものの、冬季通行止めになっていました。

2006年1月 9日 (月曜日)

成人の日

成人の日の今日、新潟市の朱鷺メッセで、「成人の日のつどい」が開催されました。昨年の大合併後、初めての新潟市の成人式。対象者が大幅に増えたため、会場はこれまでの新潟市体育館から朱鷺メッセとなりました。

新潟市は成人の日に成人式を行いますが、新潟県内の自治体では少数派です。旧112市町村の中で、成人の日に成人式を実施する市町村はわずか5つでした。代わりに春か夏に実施します。雪の影響もあるのでしょうが、就職や進学のため成人の日に地元にいないのが主な理由でしょう。美容院や写真館などの前に「成人式予約承ります」と書かれたのぼりが立てられていることがあります。新潟県内ではこのような風景を時期をずらして別の地域で見ることができます。

昨年新潟市に編入した市町村の一部は、今日の成人式とは別に、それぞれの地域での成人式も継続しています。地域の慣習などもあり、合併したからと言っていきなり統合するわけにもいかなかったようです。そのため、2度成人式に出席できる場合があります。ただし、今年度と来年度に限った話で、再来年度以降は未定です。新潟市の政令市への移行に伴い、市全体で実施するか行政区ごとに実施するか、今後検討されるそうです。

テレビのニュースで見た限りですが、会場となった朱鷺メッセは空席が目立っていました。地元の成人式だけ出ればよいと考えて参加しなかった人も多いのでしょうか。旧新潟市地域の対象人数は、昨年より減っています。大雪ということもあるでしょうし、朱鷺メッセまでの公共交通機関の便が悪いとか、駐車場が有料という理由もあるかもしれません。成人の日にこだわらず、地域ごとに開催するのがよいのかもしれません。新潟市には新潟市らしい成人式というものがあると思います。横浜市やさいたま市とは、明らかに違うのですから。

2006年1月 8日 (日曜日)

オールトヨタモーターショーイン新潟

2年に1度開催される「オールトヨタモーターショーイン新潟」。今年は1月7日(土)~9日(月)、新潟市産業振興センターを会場としています。入場料は300円で、全額チャリティです。

会場内20060108 では、東京モーターショー出品車両などが展示され、様々なミニイベントが行われていました。トヨタの展示車両も数十台あり、自由に触れたり乗り込んだりできます。カーナビのコーナーもあり、ひときわ大きな薄型テレビが置かれていました。車載用ではなく、地上デジタルチューナーをPRしていました。テレビに映っていたのは、NHKの地上デジタル試験電波の映像でした。

最終日の明日は、10時から17時まで開催しています。

2006年1月 7日 (土曜日)

今夜の「土曜ワイド劇場」

今夜放送の「土曜ワイド劇場 西村京太郎トラベルミステリー 超豪華寝台特急『トワイライト』殺人事件」(テレビ朝日系NT21)で、新潟市の新津駅と、新発田市の月岡温泉でのロケシーンがありました。事前に新津と月岡温泉でロケをやったと盛んに宣伝していましたが、メインの舞台ではなかったので、放送された時間は短かいものでした。そのなかで、月岡温泉のホテルは、「月岡ニューホテル冠月」でした。

この番組で登場した寝台特急「トワイライトエクスプレス」。新津駅の次の停車駅は北海道の洞爺駅となっています。とても、ゆったりとした旅ができそうですね。

2006年1月 6日 (金曜日)

柿の種

米菓のひとつである「柿の種」は、新潟県長岡市が発祥の地です。新潟県内ではTV-CMでもおなじみですが、「元祖 浪花屋の柿の種」の浪花屋製菓の創業者が大正12年に作りました。

ある日、「あられ」を作るときに使う金型をうっかり踏み潰してしまいました。元に戻すこともできず、新しい金型を用意することもできず、変形した金型をそのまま使うことにしました。そうしてできた「あられ」を持って商売をしていたところ、ある店の主人から「柿の種」に形が似ていると言われ、それをヒントにして「柿の種」が誕生しました。その後は全国的に広まり、様々なメーカーが「柿の種」を製造しています。なお、「柿の種」という名称は商標登録されなかったため、今では一般名になっています。

現在、浪花屋製菓からは「柿の種」をチョコレートでコーティングした「柿チョコ」も発売され、人気商品となっています。更に、ホワイトチョコを使った「ホワイト柿チョコ」という商品もあります。黒と白があればやっぱり…、ということで、「カフェオレ柿チョコ」という商品もあります。

それから、「柿の種」と言えば、「ピーナッツ」が付き物です。「柿の種」に最初にピーナッツを入れたのは、新潟市に本社がある亀田製菓と言われています。

「柿の種」のはじまりについてはコチラのページにも紹介されています。

2006年1月 5日 (木曜日)

県豪雪対策本部設置

記録的な大雪が続いています。本日、新潟県は豪雪対策本部を設置し、今後の対策の強化を図ることにしました。なんだか、昨年から新潟県は災害のオンパレードのようですが、決して一地域の問題ではありません。

大雪の影響で鉄道・道路・航路など、交通網に支障をきたしています。スキー場では雪崩が発生し、一部営業を休止しているゲレンデもあります。先月程の大規模ではありませんが、倒木で電線が切れて停電になった地域もあります。予想をはるかに越える大雪のため、除雪費用が底をついてしまった自治体もあるようです。何より、除雪作業中の事故を含め、雪による死傷者が出ているのは問題です。

しばらく大雪が続きそうです。積雪記録を更新する地域がもっと増えるかもしれません。また、自衛隊が除雪に出動するというニュースが流れるかもしれません。

2006年1月 4日 (水曜日)

美咲合同庁舎

今日は、 官庁御用始め。新潟市美咲町の「新潟美咲合同庁舎1号館」では、開庁式が行われました。国土交通省北陸地方整備局と新潟地方法務局バックアップセンターがここに移転して、今日から業務を開始しました。災害対策の拠点として期待されます。

合同庁舎移転に伴い、新潟交通のバス路線が一部変更になりました。合同庁舎は県庁の近くにあるためか、「県庁」行きの路線が「美咲合同庁舎」まで延長されました。また、「新潟駅南口」から笹出線経由の「美咲合同庁舎」行きの路線が新設されました。

国土交通省北陸地方整備局
新潟交通

2006年1月 3日 (火曜日)

ポッポ焼き

白山神社に初詣に行ったついでに、「ポッポ焼き」を買って帰りました。白山公園にはたくさんの出店が並びますが、そのなかでもお客さんが並ぶのは「ポッポ焼き」屋さんくらいです。

「ポッポ焼き」とは何か。知らない人に説明するのはとても難しいです。なので、画像を見てください。20060103 新潟名物の細長い短冊状で、やわらかくほんのり甘い焼き菓子のひとつです。材料は黒砂糖や小麦粉などで、中には何も入っていません。一般のお店では販売してません。お祭りの時の出店などでしか買えません。最近では、スーパーの駐車場などで移動販売しているのを見かけます。特定の店が独占して販売している訳ではありませんが、値段はどこも同じです。五百円で15本、千円で30本買えます。お店によっては三百円で9本、百円で3本売ってくれるところもあるみたいです。バラ売りはしていません。運が良いと、一本おまけしてもらえることもあります。

昔から当たり前のように食べていました。東京へ出て、関東では見ないことに気付きました。新潟に帰省してみると、「ポッポ焼き」屋さんに、「新潟名物」という文字を発見して、新潟にしかないことを知りました。新潟名物と言っても県内全域ではなく、下越地方と中越地方の一部にしかないと言われています。案外、狭い範囲でしかありませんが、地元の人には根強い人気があるわけです。「ポッポ焼き」の発祥の地は新発田市です。ところが、新発田地域では「ポッポ焼き」とは呼ばずに、「蒸気パン」と呼びます。どちらも、「蒸気機関車」を連想する名前です。これは、「ポッポ焼き」を作る装置から水蒸気・湯気が出ることに由来していて、昔はそこに笛を取り付けて音を出していたそうです。今はありません。

「ポッポ焼き」は奥が深いので、すべてを語りつくせませんが、知っていることをだいたい書きました。新たな情報や、食べ方に関しては、別の機会にしたいと思います。

2006年1月 2日 (月曜日)

新「長岡市」・新「五泉市」誕生

1月1日に、新しい「長岡市」と、新しい「五泉市」が誕生しました。長岡市は、周辺の栃尾市・三島郡和島村・同寺泊町・同与板町を編入しました。旧五泉市と中蒲原郡村松町が合併し、新しい五泉市が誕生しました。

長岡市は人口約28万3千人となり、今回の合併で初めて海岸に面し、港も持ちました。また、新潟市と隣接することになりました。五泉市は人口約5万7千人。新しい二市の誕生で、中蒲原郡は消滅し、新潟県内の市町村数は37となりました。

新潟県内の市町村合併は、3月20日の新「燕市」誕生で一段落します。