平成19年(2007年)新潟県中越沖地震
きょう午前10時13分ころ、新潟県上・中越沖を震源とする地震がありました。最大震度は「6強」で、マグニチュードは6.8。一時、新潟県の海岸に津波注意報が発令されました。柏崎市を中心に、各地に甚大な被害がでています。上越新幹線が一時運転を見合わせ、ANAが、羽田・新潟間の臨時便を一往復運航しました。在来線や高速道路では、復旧の見通しが立たない箇所もあります。
気象庁は、この地震を「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」と命名しました。2004年の中越地震とよく似た名称になっていますが、震源はそれほど離れていません。中越地震では山間部を中心に大きな被害がありましたが、今回の中越沖地震では、それより海側に大きな被害が集中しています。
その後も余震が続きました。午後3時37分ころに、再び大きな地震がありました。最大震度は「6弱」で、マグニチュードは5.6でした。
新潟市は、どちらの地震も最大震度「5弱」。自宅にいましたが、中越地震のときよりは強い揺れを感じました。ただし、揺れている時間は中越地震のときより短かったと思います。
中越地震から丸3年経っていないこの時期、しかも、ことしの3月に能登沖で大きな地震があったばかりの今回の地震。最近、近くで地震があったから、しばらく大きな地震は起きないと思っていたら大間違いだという教訓になりました。