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岡たかおの「岡目八目」

カテゴリ「食」の37件の記事 Feed

2006年9月23日 (土曜日)

かきのもと

秋の食卓には欠かせない「かきのもと」。「かきのもと」とは食用菊のことで、地域によっては「もってのほか」と言います。「かきのもと」と「もってのほか」は品種が違うという話もありますが、詳しくは知りません。新潟市では「かきのもと」が主流です。新潟では秋の定番ですが、菊の花を食べる習慣は、新潟や山形を中心とした東北地方ということらしいです。おひたしや酢の物にして食べることが多いようです。天ぷらにもあいます。
昔は、一般的な黄色い花も多かったですが、近年はほとんどが紫色の花です。黄色よりも紫の方が見た目にはいいです。新潟県内の主な産地は新潟市で、そのなかでも白根地域で栽培が盛んです。
誤解のないようにいっておきますが、食用菊は一般の菊とは異なります。観賞用のものと異なり、小さい花です。お店で売っているのはがくより上の部分ですが、食べるのは、花びらのところだけです。

2006年8月 3日 (木曜日)

亀田製菓「サラダホープ」

サラダホープ」といえば、サラダ味のあられです。亀田製菓が昭和36年に発売したロングセラー商品です。かつては全国で販売していたそうですが、現在では新潟県内でしか販売されていません。そのため、県外に住む新潟出身者への新潟土産としても人気があります。

2006年7月23日 (日曜日)

八色西瓜

車で柾谷小路を走っていると、ふるまちモールの大和の前になにやらひとだかりがありました。その近くにはのぼりが立てられていて、そこには「八色西瓜」と書かれてありました。あとでニュースを見てわかりましたが、「八色西瓜」の試食会が行われていたそうです。
「八色西瓜」とは、南魚沼市(旧大和町)の名産品。「八色」は「やいろ」と読み、地名です。八色でとれるスイカなので「八色西瓜」。スイカの色が8色あるということではありません。糖度が高いスイカとして有名ですが、出荷量はそれ程多くはないということです。

2006年7月 9日 (日曜日)

カツ丼

カツ丼と言えば、トンカツにタマネギの入った卵とじの具がご飯の上に乗せた丼が一般的ですが、新潟ではこれとは別のカツ丼もあります。薄めのトンカツをしょう油だれにつけてご飯に乗せるだけのカツ丼で、一般的には「しょう油だれカツ丼」などと言われています。お店では単に「カツ丼」としてメニューに載っているので、普通のカツ丼かしょう油だれカツ丼かは、サンプルを見るか、注文して実際に出されたものを見てみないとわかりません。外見は「ソースカツ丼」に似ていなくもないですが、キャベツはしいていません。ごはんとトンカツだけです。こうゆうカツ丼もあると思ってください。

2006年6月20日 (火曜日)

藤五郎梅

スーパーに行ったら、店頭に梅の実が並んでいました。梅酒や梅干し用です。そういえば、もうそんな季節だと思いながら眺めていると、地元・新潟産の梅の実がありました。「藤五郎梅」といい、実が大きく果汁を多く含むとあって、梅酒用には最適だということです。新潟市の旧亀田町、新しい行政区名では「江南区」が、産地として有名です。

2006年5月20日 (土曜日)

第1回新潟ラーメン博

5月19日(金)から21日(日)に朱鷺メッセで開催されている、「第1回新潟ラーメン博」に行って来ました。新潟県内28店舗の28種類のラーメンが楽しめるほか、ラーメンサミットなどのイベントなども充実した3日間です。600円を払うとで当日入場券がもらえます。これでラーメンが1杯食べられます。おかわりをしたい場合は、会場内で550円で入場券が買えます。

会場内に入ったときは、ステージ上でラーメンサミットが行われている真っ最中でした。ラーメン博の総合プロデューサーでもある、ラーメン評論家の石神秀幸氏ら6名のラーメントーク。司会は、NSTの中田エミリーアナウンサーでした。そのあと、えんじぇる博士のバルーンアート、Negiccoのライブと続いていました。200605201

会場内は、ラーメンのほか、ビールなども売っていました。サークルKサンクスも出展していて、おにぎりなどを販売していました。協賛である新潟日産自動車は、ニッサンの車を展示していました。また、新潟県内の市町村の観光案内が展示されていました。

ラーメンは、全部で28店舗ということですが、1店舗が21日のみということで、今日は27店舗。早いところは、既に終了していました。人気のある店は長い行列があり、そうでないところは誰も並んでいませんでした。一度にたくさん食べられないので、事前に予習して食べるものを決めてから出かけた方がよいでしょう。そこで、五泉市の「らーめんゆず」を選びました。一度行ってみたかったお店で、自分の好みにあいそうなラーメンだったので選びました。おいしかったです。しょう油味のラーメンで、ゆずがアクセントになっていますが、麺もスープもバランスがとれていました。味は良かったのですが、実際のお店で食べると、577円だったようで…。
もうひとつ、ラーメン博限定の「にいがた地鶏ラーメン」を食べました。塩味の細麺で、にいがた地鶏の炭焼きがトッピングされているシンプルなものでした。ブースの看板には、燕市と書いてありました。味は・・・。200605202


2杯が限界でした。できれば3日間通い続けたいところですが、そういう訳にもいかないので、あとは実際にお店まで足を運びたいと思います。きのうと今日は午後8時まで、最終日の明日は午後5時まで開催しています。

2006年3月 3日 (金曜日)

桜餅

今日は3月3日。ひな祭りの日でもあります。この時期、桜餅がよく売れるそうです。
ところで、桜餅は関東と関西では異なることをご存知でしょうか。私は最近まで知りませんでした。新潟の桜餅は関西風で、関東のものとは違うのです。
関西風の桜餅は「道明寺」と呼ばれ、餅米などを蒸した皮の中に餡をつつみます。一方、関東風は「長命寺」と呼ばれ、小麦粉などを薄く焼いた皮を餡に巻きます。

新潟の桜餅は昔から関西風の「道明寺」です。新潟の食文化は東日本の圏内だと思いますが、桜餅は関西風というのも面白いことだと思います。

2006年2月18日 (土曜日)

新潟のラーメン

今日もラーメンについてとりあげます。

県外の方に、新潟のラーメン屋さんで是非注文してもらいたいものがあります。それは「ライス」です。ラーメンを食べるのにライスとは邪道と思われるかもしれませんが、サイドメニューとしてお薦めです。
新潟は米どころでもありますので、やっぱりごはんはおいしい。普通、ラーメン屋さんでライスの質は求めないと思いますが、新潟ではクオリティーが高く、ライスの常識が変わります。特に、ラーメン・餃子・ライスの3点セットは最高だと思います。
チャーシュー丼など味がついているごはん物よりも、ただの「ライス」がお薦めです。

ラーメンの麺には様々な太さがあります。そのなかでも中太麺が好きです。太すぎても好みではありません。
新潟と東京のラーメンを比較すると、東京の方が麺が細いように思います。もし麺の太さを選べるのなら、東京では太麺、新潟では細麺を注文することにしています。

以前、中越地方で有名なラーメンチェーン店に行ったことがあります。残念ながら、自分の口には合いませんでした。新潟のラーメンと言っても、地域によって特徴があるようです。それぞれの地域にちなみ、「○○系」と呼ばれることがあります。
やはり地元のお店のラーメンが一番自分には合っているように思います。

2006年2月17日 (金曜日)

新潟ラーメンおむすび

久しぶりにセブンイレブンに行ってみると、「新潟ラーメンおむすび」なる商品がありました。新潟県の他、栃木・茨城・群馬の地域限定販売のようです。

ラーメンそのものが入っているわけではありません。ラーメンの味がするおむすび、といったところでしょうか。、とんこつ醤油味で、煮玉子がトッピングされ、海苔が巻いてあります。

「新潟は隠れたラーメン王国」などと言われて久しいですが、「新潟ラーメン」といってもピンときません。「新潟ラーメン」というメニューや店名はあっても、それがどんな種類のラーメンかは、お店によって異なるでしょう。これといった定番はなく、それぞれのお店が独特の味を演出しています。それが、「ラーメン王国」と言われるようになった所以かもしれません。「新潟ラーメンはおいしい」、というより、「新潟のラーメンはおいしい」と言った方がよいかもしれません。

2006年1月 6日 (金曜日)

柿の種

米菓のひとつである「柿の種」は、新潟県長岡市が発祥の地です。新潟県内ではTV-CMでもおなじみですが、「元祖 浪花屋の柿の種」の浪花屋製菓の創業者が大正12年に作りました。

ある日、「あられ」を作るときに使う金型をうっかり踏み潰してしまいました。元に戻すこともできず、新しい金型を用意することもできず、変形した金型をそのまま使うことにしました。そうしてできた「あられ」を持って商売をしていたところ、ある店の主人から「柿の種」に形が似ていると言われ、それをヒントにして「柿の種」が誕生しました。その後は全国的に広まり、様々なメーカーが「柿の種」を製造しています。なお、「柿の種」という名称は商標登録されなかったため、今では一般名になっています。

現在、浪花屋製菓からは「柿の種」をチョコレートでコーティングした「柿チョコ」も発売され、人気商品となっています。更に、ホワイトチョコを使った「ホワイト柿チョコ」という商品もあります。黒と白があればやっぱり…、ということで、「カフェオレ柿チョコ」という商品もあります。

それから、「柿の種」と言えば、「ピーナッツ」が付き物です。「柿の種」に最初にピーナッツを入れたのは、新潟市に本社がある亀田製菓と言われています。

「柿の種」のはじまりについてはコチラのページにも紹介されています。